コスト削減のための電気炉材料予熱装置の開発

摘要

鋳造では1500°Cの高温で原料を溶解するエネルギー費が原材料費と同様に製造原価の中で高い割合を占め、製造コストと直結する費用としてとらえられており、その削減はメーカーにとって重要なテーマといえる。震災後の日本の電力事情に電気炉ユーザーは電力コストに対し繊細に注意を払ってきた。そのような事情を背景に、あらゆる熱源に対応可能な材料予熱装置を開発し、電気炉ユーザーに溶解コスト削減の一助となる予熱装置を開発した。