会員メーカーのエンジン用材料および周辺技術：自動車エンジンの進化を支える大同の高機能部材

摘要

世界規模で自動車需要が高まるなか、自動車メーカーは販売地域ごとの交通事情を考慮しつつ購買者の感性にも訴える魅力ある新車モデルの開発を進めており、そこに排ガス規制への対応と燃費向上が図られた新型エンジンを次々と投入しています。欧州では、低回転城でもトルクが厚く加速能に優れるディーゼルエンジン車が、低燃費と相まって人気を博し、米、日での出番を窺っています。 これに対し、ガソリンエンジン車も、排気量を小さくしたうえで直噴化やターボを搭載するなど、新技術採用の話題に事欠きませh。 燃料を注入するインジェクターにはじまり、点火プラグ、バルブ、クランク、コネクティングロッド（コンロッド）、ユキゾーストマニホールド（エキマニ）から各種センサーまで、燃料の噴射から発火、爆発、回転力への変換、排気へと一連の内燃プロセスとそれらのモニターに必要な機械要素には、大同の高機能材料が使用されています。 ここでは、最近の開発事例をご紹介します。