中国物流の最新事情

摘要

国内における物流量は年々減少傾向にある。 特に今年は、米国サブプライムローン問題の影響もあり国内経済が大きく失速、相次ぐ食品偽装問題も後を絶たず、国内景気は大きく消沈したままである。国内経済に依然として閉塞感が漂う中、企業は労働法改正による派遣社員原則禁止や慢性的な労働力不足を受け、海外へのシフトを進めている。 あたかも世界恐慌さながらの様な現在にあり、それでも物流量が増え続ける中国経済。 国際航空貨物の取扱量はこの5年間で2倍に増えた。