新時代のビッグデータマーケティング: 新たな価値を生み、経済·ビジネス·雇用を循環させるデータ活用

摘要

「データは21世紀の石油」…この言葉を聞いたことがある方も多いのではないだろうか。技術革新によって大量のデータが取得できるようになった今、そのビッグデータをどのように活用し、何を見いだすことができるか、その格差が企業の命運を決めると言っても過言ではないだろう。数ある業種のなかでも、群を抜いて大量の「石油」を抱える流通業にとって、避けては通れない命題である。2000年に設立した当社は、スーパーマーケットやドラッグストア約6,000店舗から得たPOS、ID-POSデータを統計化し、企業·地域·団体のデータマーケティングに貢献する企業で、そのID数は、日本最大級の5,000万人規模である。この購買ビッグデータを、様々なビッグデータと掛け合わせ、AIを駆使して真の生活者の姿に近づくことを目指している。