クレーン過負荷防止装置および荷重計システム－クレーン、エレベーター、リフト等の荷重検出、安全装置

摘要

3t以上の定格のかわるクレーンには、過負荷防止装置を装備しなければならないと構造規格で定められている。 近年、造船所向けにはジブクレーンでも300tクラスの大型ジブクレーンが多く出荷されている。 建設用のジブクレーンは、それらに比べると定格の小さなクレーンとなる。 しかしながら、定格が小さいことにより、よりオーバー荷重の危険性があり、過負荷防止装置の装備が重要である。また、建設用リフト、エレベーターはビルの高層化により大型化、高速化されている。工事用仮設エレベーターは人も乗るため、これもオーバー荷重の検出をし、安全性が要求されるのは必然である。クレーン、リフト、エレベーター等に装備する過負荷防止装置、荷重計システムは、信頼性の向上と精度の向上が要求される。