私のお気に入りトリプレットレンズ：ニコンミニAF600（ニコンレンズ28mmF3.5マクロ）

摘要

ニコンミニAF600の発売は、1993年3月発売で、このころは、沈胴タイプの単焦点レンズ搭載のコンパクトカメラが注目を浴びていた時期でもある。 当時、ニコンのコンパクトカメラは、1993年12月発売の高級コンパクトカメラ·ニコンTi（4群6枚）をはじめとし、多数のフィルムコンパクトカメラも出していた（約10機種を発売）。3群3枚のトリプレットタイプのコンパクトカメラとしては、ニコンEF100（35mm固定焦点レンズ搭載）、ニコンAF200QD（34mmレンズ搭載AF）、ニコンジュピア（35mmレンズ搭載AF）と比較的ロープライスゾーンで35mm程度の短焦点レンズを搭載した普及機にトリプレットタイプが採用されており、ズーム機能搭載のコンパクトカメラの場合は、4群4枚（ニコンミニズーム300AF）以上のレンズ構成であった。 そのニコンのフィルムカメラの中で、当時一番広い画角を持つコンパクトカメラがニコンミニAF600であり（1994年9発売の高級コンパクト機、ニコン28Ti以外で）、レンズ構成は、3群3枚のトリプレットタイプが採用されていた。