写して楽しむクラツクカメラ：コニカII型

摘要

コニカⅡ型の誕生は1951年で、1946年から生産が開始されたコニカⅠ型を改良した、当時としては近代的な魅力にあふれるカメラだった。 この時代は35mmの距離計連動カメラは種類が少なく、フォーカルプレンシャッター付きでは、ライカスクリューマウントのキヤノンⅣ型、ミノルタ35E、レオタックスF、ニッカⅢAがあったし、ニコンマウントではニコンSが作られていたが、それらはほとhどが輸出されていた。 一方レンズシャッター付きの35 m距離計連動カメラとなると、1951年の時点ではマミヤ35とコニカⅢ型だけしかなく、しかもバックフォーカシングのマミヤ35は、PXでしか購入できないカメラだったから、コニカⅡ型は当時のアマチュアにとっては、まぶしいような存在だった。