連載③～食の断面図－鰹だしの不思議な魅力を探る(3)：脂肪の魔力を検証する

摘要

肥満大国アメリカでは，脂肪摂取量がカロリー比で約45％に達しその低減化が模索されているが功を奏してはいない。 比較的低カロリー，低脂肪の日本食もブームになっているが，所詮サラダ代わりの位置付けでメインディッシュとはなり得ないようだ。 脂肪の食感を持つ，低カロリーの脂肪代替品も開発されているが十分に普及している様子ではない。 脂肪の魔力はかくも強いもののようだ。