食中毒発生で偽装が発覚～廃棄する勇気を

摘要

食品の産地偽装として魚沼産コシヒカリ，鳴門産ワカメが良く話題となる。2007年に発覚した北海道の食肉加工企業の原材肉偽装事件。2008年に発覚した輸入事故米を国内産として販売した事故米転売事件。そして，2013年発覚した食材偽装（メニュー偽装）では複数の都市ホテル，レストラン系列で行われていて，ステーキに成型肉使用，航空会社系のホテルではフカヒレスープに春雨使用などが発覚し，一流企業の企業倫理が問われた。発覚すれば大きな社会的制裁を受けるが，いまだ食品偽装はなくならない。