新発想の搬送アキュームシステム「生産性」と「晶質向上」の提言

摘要

食品機械において，近年，技術進歩は著しいものがある。 特に，コンピュータ制御が一般的になり，多くの工程で一連の自動化が進み，多機能，高性能の装置等が開発導入され，少人数で，高生産，低コスト、品質の向上及び安定がはかられている。 しかしながら，各工程において高性能な装置が導入されるほど，単工程では高生産，高品質であるにもかかわらず，ライン全体の稼働率，歩留まり等においては，よりその効果を得られてない場合もある。そのためにも，各工程間の搬送システムが重要なことであり，全体ラインコントロールも含めて見直されるポイントではないかと思える。