ホイップ機の開発についての理論と応用～連載②～ホイッパーの軌道とクリームのホイップ

摘要

ホイップ機にはバッチ式と連続式があり，洋菓子工場では少量生産にバッチ式が，大量生産には連続式が使われる。 バッチ式は容量によって10コートから90コートまであり（1コートは1/4ガロンで約0.946lである），連続式はブロック状のピン式ヘッドや円盤状のピン式ヘッドがあり，高速で回転しながらクリームをホイップする。 ピンは数行，数列に配置され互いに重ならないラビリンス構造になっている。 その間をクリームと空気が通過し切断されホイップする。