〈特集(2)：空気圧用電磁弁の部品·素材の特徴と注意点〉：シール材料－電磁弁用シール材料の種類と必要な特性

摘要

空気圧用電磁弁のシールは、近年材料·形状の種類が増え、多種·多様化している。 また、数量も空気圧業界の伸長に見合って増加してきた。 しかしこの1年はIT不況の影響から半導体業界が冷え込み、ダウンしていた。 最近はまた盛り返してきており、空気圧業界も回復に向かうと予想されている。 諝輬R機器にとって大事な部品であるシールは、ゴムという特殊な材料を扱うため、なじみにくいところがあり、使用条件とうまくマッチした形で採用しないと、大きなトラブルを引き起こす。機器の開発·改良と同様シール材料も開発·改良が行われており、適切に使用されれば機器の寿命も延び、品質向上に役立つ。 ここでは電磁弁用シールに使用されるゴム材料とその特性について基本的なことを述べる。 シール採用についての理解に役立てていただければ幸いである。