IoT に対応する最新放電加工技術－新型制御装置「D-CUBES」搭載 油加工液仕様ワイヤ放電加工機 MX2400

摘要

金型加工において、電子機器·自動車部品·モバイル機器の高性能化に伴い、生産に用いる金型の製造や部品加工には、高精度化とともに、グローバルでの競争力向上に向けた、短納期、低コストなど生産性向上が求められている。このようなニーズに応えるために、当社数値制御装置「M800」を放電加工機に最適化し、ナビゲーション機能などにより生産性向上に寄与する優れた操作性と機能を実現した新型制御装置D-CUBES（ディーキューブ）を開発した。また当社では、2003 年から顧客の生産現場に合わせた最適な FA 総合ソリコーション “e-F@ctory”技術を提供している。同技術を適用したものづくりを放電加工の現場へも導入し、IoT（Internet of Things）を活用した生産支援を進めるため、リモートサービス“iQ Care Remote4U”を開始した。メカトロテックジャパン 2017 において「Manufacturing Tomorrow 未来のものづくり」をテーマに、IoT を活用した生産支援を進めるため、新型制御装置 D-CUBES を搭載した油加工液仕様ワイヤ放電加工機 MX2400（図 1）を発表したので、その特徴について紹介する。