高度化するプレス金型づくりと用途開発－②型内組立工法－城山工業／セキコーポレーション：工程削減と精度向上を同時実現－コスト低減への“超”解決提案

摘要

プレス生産された複数の部品をアセンブリする－これが通常の順序である。 プレス金型の中で複数部品を成形、同時にそれら部品の組み立てまでやってしまうのが型内組立工法である。 自動車やOA機器の部品加工を手がける城山工業は、自動車のダッシュサイドアセンブリなどの中大物部品の型内組立工法に取り組hでいる。 その狙いは何よりもワンセッティングによる合わせ精度の向上である。 また、金型·プレス加工技術を軸にAVなどの精密機構部品を生産するセキコーポレーションは、型内組立による一体成形で精密機構部品の量産加工を既に10数年以上行っている。 コスト削減を超える目的意識により高度化する型内組立工法を追う。