排煙脱硫装置用スラリーポンプについて

摘要

当社では、固体粒子が揚液に混入しているスラリーを流送するポンプを製造販売している。中でもワーマンボンプは40年近い歴史と実績を誇るポンプである。 火力発電所では、大気汚染防止のため排煙脱硫装置が設置されており、当社のポンプは吸収塔循環ポンプとしてワーマンボンプ「AシリーズL型」が採用されていた。近年、発電所では発電コストの削減、脱硫効率の改善等による装置の大型化が図られ、吸収塔循環ポンプの大容量化の必要性が高まった。 当社ではこれに応えるため、新たな排煙脱硫装置用「GSL型」ポンプの開発を行ったのでその概要について紹介する。