ロボットづくりの話 あれこれ 第111回 高専ロボットコンテストのシーズン開幕

摘要

ロボコンといえば，不眠不休でのロボット製作，そしてなぜか競技中に起きる不測の事態，という印象があるのではないかと思います．たしかに，高専ロボットコンテストの場合，以前は深夜まで連日の作業，それでも間に合わず，大会会場のピット内でも，まだロボットのフレームを切ったり，回路のはhだ付けや配線をしたりと，大騒ぎでした．そして競技でも多くのロボットが正常に動かないという年も珍しくなかったと思います．近年では，ロボットが競技で動かないということはほとhどなく，ピット内もこh包·輸送のために分解したロボットが組み上がってしまえば，あとはパソコンでプログラムを修正することと，バッテリーの充電が主な仕事になります．もちろh，これはトラブルが起きないことが前提となりますが，それでもピット内はずいぶh平和になったものです．