ファン·ブロワのメンテ PART 4：ファン·ブロワの省エネ対策

摘要

1980年代の石油危機以来，製鉄，セメント，紙·パルプなどの各プラントの中で大電力を消費する送風機は，いち早く省エネルギー対策機器として注目されてきた。 バブル崩壊後も，産業界全般にわたり生産コストの見直しから省エネルギー対策として生産設備の見直しが引き続き行われている。 また，1997年に京都で合意された京都議定書は2002年に発効され，送風機の省エネルギー対策は，すなわちこの温室効果ガス排出抑制対策でもあり，大電力食いの送風機の省エネルギー対策は更に進hできた。 ここでは送風機·ブロワーの省エネルギー対策を実施する上での基礎的な方法と効果，および実際の事例を紹介する。