関節鏡視下手術用機器およびその使用手技の開発

摘要

わが国関節鏡の歴史は1918年(大正7年),東京大学整形外科高木憲次教授が勝朕鏡を用いて屍膝関節内腔を鏡祝された時に始まる.その後の歴史については,渡辺正毅教授が医科器械学雑誌第24,25巻(1954,5年)に「関節鏡の発達とその現況」とし第1,2,3篇に詳述しておられる.当時は日常の診療や,臨床的研究に,高木式普及型関節鏡が使用された.