失敗しない野菜栽培(6): はくさい

摘要

はくさいは水分が多く、味が淡泊でく　 せがないため、煮物や鍋物、妙め物、漬け物など用途はさまざまです。 また、ビタミンC、カルシウム、カロテンを含み、腸の働きを助ける植物繊維も多く、カロリーも低いので健康維持に役立ちます。 はくさいという名前は文字どおり全体が白いことからきており、中国北部原産のアブラナ科野菜で、冷涼な気候を好みます。結球はタネまき後亜～亜日で開始しますが、そのときの結球温度は15～16°Cと低いことから、家庭菜園では温度が上昇していく春よりも、比較的温度が高い夏から秋にタネまきし、秋から冬にかけての低温期に収穫する栽培のほうが作りやすいでしょう。 また、土壌水分の過剰に弱いので有機物を施したりして土の水はけをよくしましょう。