インドのアルミ産業の現状と今後の動向

摘要

インド経済が躍進している。 2005年4－9月の半期で前年同期比8％の経済成長を達成，2005年4月－2006年3月期までの通年ベースでも前年度比7．5％以上の高度成長が見込まれている。 ブラジ）t／（Brazil），ロシア（Russia），インド（India），中国（China）という新興経済国を「BRICs」と名付けた米証券会社のゴールドマンやサックスは，インドのGDPが2015年ごろイタリアに，2032年には日本に追いつき世界第3位となると予測した。 また，2005年2月にロンドンで開催されたG7に新興経済大国として招かれたことからも，世界経済の中でインドの存在感が高まっていることがわかる。 国土面積は日本の約8．6倍，人口は日本の約8．5倍の11億人（2004年度）に達しており，人口増加率は1％以上を維持している。 世界経済が多極化する中でインドの潜在的な成長力は際立っており，アジアの中でも抜きh出た存在になりつつある。