第40回 建機部材の粉体塗装

摘要

須河車体㈱の創始者·須河大一氏が，京都で初めての国産トラックボディーの架装を始めてから，現在の代表取締役社長·須河進一氏で六代目に当たる。実に74年に及ぶ業績が築かれてきたことになる。大一氏は，西洋鍛冶師として名を馳せた方であるが，その技術は脈々と継承され，現在，「ボトルカー（飲料水を運搬する車）」のトラックボディーの架装を行う「トラック架装事業」と，自動車·建機等各種の金属部品を製作する「メタル部品事業」の2事業からなるメーカーに伸展している。