マッド材のレオロジー特性評価と炉内充填状況の推定

摘要

マッド材のレオロジー特性についてキヤビラリー·レオメータ法によって評価した。様々な押し出し速度でマッド材を金型からキヤビラリーを通じて押し出し，抗力の変化を測定した。 抗力は次第に増加し，出口からの押し出しが継続する問，最高値を維持した。 押し出し速度と押し出し力からせh断速度とせh断応力を求めた。せh断応力とせh断速度の関係から，測定したマッド材はビンガム流体の挙動を示すことが解った。一方，実機でのマツド材の充填庄の変化を測定した。 テーブル実験と実機充填圧変化との比較からマッド材は，直径約80mm，長さ30m弱のひも状になって炉内に押し出され，また，炉内のフリースペースに堆積し，充填するものと推定された。