セメントロータリーキルン用低熱伝導性クロムフリーれhがの使用実績

摘要

1はじめにセメントロータリーキルン焼成帯に使用されるクロムフリーれhがは、マグクロれhがに比べて熱伝導率が高く、シエル温度の上昇によるタイヤ部でのシェルのピンチング、シル鉄皮へのダメージを生じる可能性が懸念されている。従って、クロムフリーれhがの低熱伝導化は解決すべき課題と考えられる。 著者らは前回の当研究会において、従来のクロムフリーれhがに比べマグネシア含有量を大きく変えることなく、熱伝導率を低減したクロムフリーれhがを開発したことを報告した。本報告ではその低熱伝導性クロムフリーれhがを実炉へ適用したときの結果について報告する。