マツド材の特性に及ぼカーボン源の影響

摘要

粒径の異なるカーボンをマッド材に適用すると，耐食性および赦密性，閃孔性能に与える影響は，それぞれ異なる。 これら，性状の異なるカーボンを組み合わせ添加量を調整することにより，各高炉の開孔機の能力に応じた緻密性，開孔特性，耐食性を有するマッド材を提供することが出来る。 開孔桟の能力が高く，高密度，高耐食性を指向できる高炉では粒径の大きいカーボンを減量し微小なカーボンを増量するのが有効である。逆に閃孔機の能力の低い高炉では粒径の大きいカーボンを増量して開孔を容易にすることで対応できる。