各種膨張性原料を添加した高アルミナ質キャスタブルの高温焼成挙動

摘要

高アルミナ質キャスタブルにおいて膨張性原料を添加し，その挙動を調査した結果以下の結論を得た。（1）膨張性原料を添加効果し非拘束条件下で焼成後，残存線変化率が膨張の億を示しても拘革条件下で焼成した場合には収縮の億を示す。（2）非拘束条件下で焼成した場合，膨張性原料骨材の周囲とマトリックスの間に隙間ができるが，ムライト骨材の周囲には隙間は見られない。拘束条件下で焼成させると，膨張性原料の有無にかかわらず骨材周囲とマトリックス間に隙間ができる。