ダイオキシン類暴露防止対策に基づく電気集塵機解体工事について

摘要

当所は昭和40年より反射炉法による銅製錬事業を行い，電気銅，一次素材用のビレット，ケークや副産物の硫酸，石膏等を生産している。今回，反射炉ガスラインに設置されている電気集塵機の更新に伴い，既設電気集塵機2基の解体が必要となちたが，平成5年から反射炉でシュレッダーダスト処理を行っていることから，安全衛生法に基づく「ダイオキシン類暴露防止対策」を実施することが必要となった。法令により厳しく規制された中で安全性，コストを考慮し，溶断による工法を選択し作業方法を工夫することにより作業効率のアップを図り，安全かつ低コろトの解体工事を実施した。