北海道で地質図展開催

摘要

アンケートに応じていただいた方々の職業は様々でしたが，約7割が地質に関係すると思しき人々で占められました。 内訳を見ると，地質コンサルタント会社，教職員，院生·学生·生徒，公的機関関係者，その他の方々がほぼ同じ割合でした（第7図）。これらは，地質図のレアさを証明する形になったのかも知れませhが，一方で世の様々な場面で地質図が活用されていることも示しています。小学生に人気の高い体験コーナーや実習を用意しなかったため，対象を中学生以上の一般向けに準備をしました。しかし，実際には子供向けの解説も必要な場面も多く，動くもの，体験できること，持ち帰れるものへの工夫が必要でした。実際，岩石標本や顕微鏡での観察（第8図），地質ガイドなどのパソコンを使った閲覧（第9図）,地質図カタログCDなどのおみやげも用意しましたが，対象としてプロ向けに過ぎたようです。