CAD入力の代行サービスも事業展開－コスト·品質·サービスでソリューション提供

摘要

ユーザーから厳しい価格·品質要求や巨大工場の大攻勢などで、さらなるコストダウン対応や経営·生産体制の大革新、新たなシステム構築が求められているプレカット業界。 そうした分野でのビジネスソリューションを展開しようというプレカット業界初の会社が誕生した。 プレカット機械大手の平安コーポレーションとプレカット機械·CADソフト開発メーカーのトーアエンジニアリングが共同で設立した「HIT総合研究所」だ。 両社はすでに昨年12月に業務提携し、HI Tブランドでのアライアンス展開をはじめている。 新たにスタートしたHIT総合研究所は、厳しい経営環境下にある全国のプレカット工場に向けて①建設設計図のCAD入力受託事業②工場等のシステム構築③コンサルティング④マーケティング⑤業務提携支援などを行うもの。機械メーカーとソフトメーカーが、これまでの支援という形で行ってきたユーザーサービスから数歩踏み出し、お互いに必要とされるパートナーとして協力し合いながら、新たなプレカット生産、供給体制の構築など、積極的なビジネス展開をめざしている。