果樹経営の改善 第21回 全国果樹技術·経営コンクール: 生産管理アプリを開発

摘要

森山氏は，全国に先駆けて独自に開発した果樹園専用の生産管理アプリケーション「Ad@m」（アダム）を活用し，生産コストの削減と作業の効率化による経営力強化を図っており，地域でもトップレベルである耕作面積9.8haの大規模りhご経営を実践し，果樹生産におけるスマート農業の推進をけh引している。また，加工部門を拡大し，摘果りhご等の未利用資源を活用した新商品の開発と6次産業化に取り組み，積極的にりhごとその加工品を売り出すことで，安定的な周年雇用を創出し，産地全体の知名度向上に尽力するなど地域の活性化にも寄与している。