鋼帯補強ポリエチレン管の性

摘要

ポリエチレン管は，耐震性や施工性に優れているため，国内では0.1MPaまでの送ガスや0.75MPaまでの送水用途に広く普及している．さらに高い圧力へポリエチレン管を適用させようとするニーズがあるが，可擁性を損なわず耐圧性を向上させる必要がある．そこで，われわれは電力ケーブル線路の水冷管などで20年以上の実績がある鋼帯補強ポリエチレン管に着目し，その特性を明らかにすることで，その適用分野の拡大を目指している．ここでは鋼帯補強ポリエチレン管の諸特性についてポリエチレン管と比較対比しながら述べる．