18年度需給、道内回攉も全国的には不足艤きjミルクが生乳および牛乳'乳製品の需給見通し

摘要

(—社)Jミルクが1月26日に公表した2018年度の生乳および牛 乳、乳製品の需給見通しによると、18年度の国内生乳生産量は 725万6,0001 、17年度末見込み比0.5%減と前年割れを見込む(表 1)。自家消費を差し引いた生乳供給量は同0.5%滅の720万6,000 tと予想。北海道内の生産は乳牛頭数の資源回復から同1.6%増の 397万6,000 tと、着実な回復を見込む一方、都府県は資源回復 の兆しは見えるものの、18年度の生乳供給に資する搾乳資源の回復は間に合っておらず、同2.9%減の327万9,000 tと予想する。 対前年での減少率は全国的に見ると、17年度末見込みの0.7% 減から、18年度には0.5%減へと減少率が若干縮小しており、J ミルクが17年度から3力年で進める「酪農乳業産業基盤強化特別対 策事業jの2年目として、次年度の生乳生産の反転を描けるまでの 実効を挙げられるかが、18年度の業界にとって重要な焦点となり そうだ。