ニュージーランドB農に学び季節繁羝、放牧を実践:戸数を減らさず、いかにもうけるかの視点を持つべき

摘要

酪農先進国、ニュージーランド（以下NZと略）で放牧を学び、十勝管内足寄町に就農した 吉川友二さh(49)。 4年間の滞在でNZ酪農の強さを実感し、現在地で季節繁殖と輪換放 牧で低コスト経営を追求する。これまでの苦労と今後への思いを聞いた。吉川私は高度経済成長時代の1964年 に生まれた。70年代は各地で公害が発生し、 子ども心にとてもショックを受けた。「世 の大人は何をしているのだ」と怒りを覚え、 それが人生の針路を決定付けたように思 う。将来は自然保護活動に取り組むか農業 をやりたいと思い、北海道でなら実現でき るだろうと北海道大学へ進hだ。卒業後有 機農業をやろうと思ったが土地が借りられ ず、ひとまず道内の酪農家や有機農業を実 践する農家で研修した。