低電カリコンフィギャラブルアクセラレータCMA-SOTBのボディバイアス制御

摘要

バッテリー駆動の低消費電力高効率処理のデバイスとしてシリコンのThin BOX（SOTB）を用いたコースグレインリコンフィギャラブルアクセラレータCMA-SOTBがLEAPによって開発された。実際のチップは65nm のプロセスで作成され、性能は0.4Vで192MOPS、電力効率は0．4Vのフォワードバイアスを与えた時に89MHzで1.7mWとなっている。レシーブバイアスを用いた際にはスタンドバイモードにて漏れ電流は20μWを下回っている。CMA-SOTBのキーコンセプトはPE-arrayとマイクロコントローラのバイアス電圧を独立にコントロールすることでパフォーマンスとリーク電力のバランスをとることにある。評価はフィルタのアプリケーションの実行時に要求される性能のための最高のエネルギー効率を達成したバイアス電圧の組み合わせを見つける方法に焦点を当てる。ボディバイアスを考慮して必要な性能のために有利な電源電圧の範囲も発見した。