国際交流から得る省エネと学校教育のアイデア豊かでない途上国にあるわれわれに必要な考え方と知恵

摘要

最近は海外へ出かけることは，日本人には誰にでもできる容易なことであるが，私共のみる目では，その費用と時間にふさわしいものを海外で得て帰らない人々が多いと思う．筆者らの一人（A．K．）は，今年は8月4日から1週間，中国（香港と深圳）へ，8月14日から1週間アメリカへ出かけて，省エネを中心にその器具が販売されているところを調査した．何事も目的をもってその土地に住む人々に質問をしないと，飛行機に乗りホテルに泊まって観光バスに乗ってくるだけの旅行に終わってしまう．日本人も海外観光のとき何か一つ目的を設定して，帰国するまでに自分の目的に添ったことを見てこよう，聞き出そうと思って歩いてくることが大切である．誰も何の準備もしてくれなくても目的さえしっかり設定し，そのテーマについて日本の新聞を過去1ヵ月分読hで質問を英語でどう切り出すか考えた末に出かけるならその目的はかなり達せられるものである．