EDAツール活用によるプリント配線板設計

摘要

機器開発時に各種ツールの活用が不可欠な現在では，ドキュメントベースの資料から，開発環境で活用されている各種システム?ツールのデータ活用を行い，高機能な付加価値製品開発が，短期間で可能となっている。 通信インフラの整備により地域?時間の壁がなくなっており，技術力とデータ活用が重要な戦力となっている。プリント配線板設計用CADにおいても，設計工程ごとに各種EDAシステムのデータを活用している。 代表的なデータ活用事例，メリット，注意点，今後さらなる活用に向けた取り組み状況，プリント配線板の進化に対応する機能向上要望等を，プリント配線板を設計している立場から述べる。