山陽小野田市立山ロ東京理科大学工学部機械工学科結城?木伏研究室

摘要

山陽小野田市立山ロ東京理科大学は山口県の山陽小野田市に所在しています。諏訪東京理科大学とともに学校法人東京理科大学の一校でしたが，平成28年4月に公立化し，現在，3年目を迎えています。中国?四国エリアの産業界ニ一ズにょり平成21年に機械工学科が新たに設立され，熱工学?流体工学分野として結城研究室が発足しました。平成24年度に第1期生を輩出し，現在，博士後期課程3名，修士課程2名，学部4年12名の学生が研究室に所属しています。研究室の屋号は「エネルギ一総合工学&ク一リング研究室」で，配属された学生たちは国内外のエネルギ事情と最新エネルギ技術にっいてゼミ形式で学ぶとともに，個人レベルでは基幹エネルギ?再生可能エネルギ.省エネ技術に関連する熱問題?流動問題に取り組hでいます。特に研究室の力ラ一となっているのが「高熱流束環境」「冷却」 「ポ一ラス体」であり，具体的には，高発熱密度電子機器のサ一マルマネ一ジメント，核融合炉プラズマ対向壁の冷却，新型地熱発電，製鉄連続铸造におけるエネルギ回収など，多岐に渡る研究が進hでいます。本稿では，その中でも特に次代の省エネ技術として期待されているSiCパワ一半導体にかかわる熱問題ヘの取り組みにっいて紹介します。