大阪大学蛋白質研究所附属プロテオミクス総合研究センター　超分子構造解析学研究系

摘要

大阪大学蛋白質研究所附属プロテオミクス総合研究セソターは，ポストゲノムシークエソス時代に対応し，構造と機能に基づくプロテオーム科学を推進する目的で，2002年4月に10年時限の組織として設立されました．この中で，超分子構造解析学研究系は，生命現象をつかさどっている生体分子の中でも，特にタソパク質複合体やタソパク質核酸複合体のような生体超分子複合体，あるいは，複数のタソバク貿が会合して椒能している状態の立体構造をⅩ線結晶構造解析法により明らかにし，生命現象を原子レベルで理解することを目標として研究を進めています．また，このための強力なツールとして，酉播磨にある大型放射光施設SPring－8の生体超分子構造解析ビームライソ（BL44XU）の開発および運営も行っています．