サイエンスしながら特許は書ける-官学研究機関の知財に関する一私見-

摘要

以前に在籍した職場で同じタイトルで、研究者に対する知財啓蒙を目的とした、その機関の広報誌に原稿を書いたことがあります。それを放医研の本誌事務局の方がご覧になり、今回の寄稿になりました。折角の機会を与えて頂いたので私の文字通りの産学官在籍経験で感じたことなどから官学研究機関の知財システムについても言及して、研究者のみならず知財部門、産学連携部門の方々にご意見等をお伺いする機会にもなればと考えています。なおサブタイトルに言己載したように、本稿は全くの私見であり、組織を代表する見解ではないことをご了承頂ければ幸いです。