第5回ジオパーク国際ユネスコ会議の開催

摘要

第5回ジオパーク国際ユネスコ会議が5月12～15日の4日間,島原半島で開催されました.日本での開催は初めてで,約30の国?地域から地球科学や環境保全の専門家らが参加しました.同会議は『大地の遺産とそれらの持続可能な発展』をテーマとし,世界各国の貴重な地質や地形を持つジオパークの景観保全や活用策などを話し合い,情報発信,情報交換することで,ジオパーク相互の質を高めていく事を目的に行われました.島原復興アリーナで行われた開会式には,日本ジオパーク委員長の尾池和夫氏,横田修一郎島原市長をはじめ半島3市の市長らのほか,国土交通省から九州地方整備局?植田河川部長と本省砂防計画課?越智課長補佐が来賓として出席しました（写真-1).同会場では開催期間中,世界各地域のジオパークが行っている様々な活動を個別のブースで展示,紹介しており,当事務所もブースで事業紹介を行いました（写真-2).