「キリギリスト」が変える高齢者マーケット　生活楽しむために資産使う

摘要

「生活を楽しむために資産を使い、最期は簡素に」と考える高齢者が増えている。日本の高齢者（65歳以上）人口はほぼ3000万人。今後、戦後生まれの団塊世代か次々に加わり、「シニア」「シルバー」といった表現でひとくくりにはできなくなる。日経産業地域研究所は「消費に対する積極性」と「最期のセレモニーに関する考え方」で、60歳以上の男女を4ウループに分類。ライフスタイルやお金を使う商品·サービスを具体的に調べたところ、大きな差があることが分かった。高齢者マーケットを攻略するには、こうした多様性を読み解くことか不可欠だ。