第3の薄型テレビ、「リアプロ」が急浮上反射型液晶に注目、高精細·量産性·省エネで有利米インテル撤退も、日本企業は意欲的な取り組み

摘要

大画面の薄型テレビの販売で液晶パネルとプラズマ·ディスプレー（PDP）が競い合っているが、第3のタイプである「リアプロジェクション（リアプロ）」テレビが急浮上してきた。 なかでも心臓部となるプロジェクターの素子に、反射型液晶（Liquid Crystal On Silicon＝LCOS）を用いたものが注目されている。 画面を高精細度化する際に、他の方式に比べ量産性や省エネルギーで有利とみられるからだ。 米インテルはLCOS素子からの撤退を表明したが、日本ビクターが4月中にLCOSリアプロテレビの生産能力を3倍に増やすなど、日本企業の意欲的な取り組みが目立っている。