超積層TiNiフォイルと強磁性形状記憶合金

摘要

以上，レアメタルが有効利用されている例の一つとして形状記憶合金について筆者の研究を中心にを紹介させて頂いた．今後形状記憶合金の大幅な応用拡大が期待される分野として年体。 医療機器分野がある?超弾性を利用したステントカテテル等は既にTiNi合金の独壇場になりつつあるが，生体適合性等クリアされるべき問題が残つている。 強磁性形状記憶合金はここ10年弱でその開発研究が急速に進み，メカトロニクス分野での実用化を待つばかりといった感があるが，磁歪発生機構の詳細等，未解決の重要問題が数多く残っているのも事実である本稿が材料メカトロニクス分野め研究者諸氏に興味を持って頂く一助になれば幸いである。