埼玉県総合リハビリテーシヨンセンタESCO導入による省エネるギ一事業

摘要

本事業は，埼玉県が地球温暖化対策を推進するためにPFI方式の公募型ESCO第1号物件として実施しているものである。 本ESCO事業の特徴は，医療。 リハビリテーション施設の熱電バランスにあった最新式の天然ガスコージェネレーション設備を熱源系統の異なる2カ所に分散設置し，コージェネレーション設備の排熱の最適利用を中心に，高効率排熱投入型ガス吸収冷温水機，高効率照明，フアン。ポンプのインバータ化等の多岐にわたる省エネルギー手法を用いることで，従来に比べ大幅な省エネルギーおよび省コストを実現している点である。 また，本事業の推進に必要不可欠な施設管理関係者の理解と協力が得られていることも大変心強い点である。