待機時消費電力に関するIEAの取り組み

摘要

電化製品に対するエネルギー消費効率の規準は，OECD諸国においてはエネルギーおよび環境政策の重要な役割を担っており，ほとhどの国において主要な家電製品に対して設定されている。 しかし，待機時消費電力については，政策上規制されることばほとhどなかった。 しかし，地球温暖化を防止するためには，これまでにない様々な取り組みを行っていく必要があり，今後は民生部門でのエネルギー消費量の削減が必要不可欠といえる。 そこで，エネルギー消費量を削減するとき付加機能など効用が小さいものほど比較的容易であることから，各国は電化製品の待機時消費電力の削減に注目し，省エネルギーに関する政策，プログラムに積極的に取り入れる姿勢を持つようになった。