8.電気炉·乾燥装置·溶接機等編

摘要

足が冷えて寝られない人にとっては，冬の湯たhぽほどありがたいものはない。朝までポカポカと暖かく気持ちよく寝ることができる。ところが，この湯たhぼも誤って蹴とばして，ふとhから出してしまうと冷えて本来の役割を果たさなくなってしまう。 つまり湯たhぽは，ふとhによって保温されているのである。この場合の湯たhぼとふとhの関係と同じなのが，電気炉と断熱レンガである。ある車両部品工場では，金属蒸着用に連続トンネル炉を使用している。 この炉は毎日昼間のみ使用され，夜間は休止しているため，朝には冷えてしまい，そのため昇温に2時間かかり，その間は作業にかかれない待ち時間になっていた。 この待ち時間をできるだけ少なくして増産とコストダウンを図ることを考え，炉の冷却を防止する保温を実施することにした。