WHOガイドラインに適した室内気流バイオハザード対策用キャビネット

摘要

日立産機システムは，WHOガイドラインのゾーニングに適したバイオハザード対策用クラスIIキャビネット「新型SCVシリーズ」を販売開始した。バイオハザード対策用クラスIIキャビネットは安全キャビネットと呼ばれ，1979年に日立製作所が国内で初めて開発。病原体等を取り扱う際に発生する汚染エアロゾルの暴露による作業者への感染を防止するため，気流の力を使い隔離性能を保証するもので主に感染症や微生物の研究，遺伝子組み換え実験等を中心に広く普及している。