紙のリサイクルを促進する消失去可能インク

摘要

ごみの体積の40％が紙なのは不要なインクが付いているからで′これが簡単に消せれば,ごみ、古紙再生のエネルギーや薬品,焼却による二酸化炭素（CO_2）の排出量も削減でき,かつ,木材資源の有効利用ができる。消去可能インクは,複写機やプリンタのトナーのほか,ボールペンや普通インクなど多くの応用が可能な画材の総称で,当社ではトナー開発に注力し,他の画材は技術援助により他社が開発している。 2000年には,リサイクル関連の法律が六つも成立し,企業はリサイクルに配慮しないで生き残ることはできなくなった。 この動きに対応して,このような画材を使用したプリンタなどの需要が見込まれる。