DVD-Audioにおけるコンテンツ保護技術

摘要

DVDは,高品質なデジタルデータを記録するメディアとしての地位を確立してきている。 更に，デジタルデータは,品質劣化なく容易にコピー可能であるという特長を持つ。 そのため,映画や音楽の著作権所有者たちは，自分たちのコンテンツをデジタルデータとして流通させる際には,コンテンツが不正にコピーされないような保護技術を求めている。 　 その要求に対しこDVD－AudioではCPPM（Content Protection for Prerecorded Media）と呼ばれる技術が採用されている。CPPM技術は，著作権所有者の要求に合致するとともに，民生機器とパソコン（PC）システムの両方の環境に適した技術である。