文書の様々な活用を可能にするXML構造化技術

摘要

オフィスでは膨大な情報が日常的に扱われるようになった。 そのため，目的に応じて必要とする情報に効率よくアクセスし，情報を適切に処理できる技術への要望が高まっている。 そこで東芝は，自然言語処理技術とXML (Extensible Markup Language)技術を文書構造化技術で結び付けることにより，文書から論理要素，論理構造，意味情報を抽出し，それらをメタデータとして本文に埋め込むことで，文書内容を目的に応じて活用できるXML構造化技術を開発した。 更に，紙文書のXML変換，文書カテゴライゼーション（分類），情報検索インタフェースなど，いくつかの応用を実現した。