ビル建築設備の神経網--BEMS~(TM)と省エネ制御

摘要

地球温暖化はもっとも重要な環境問題であり，温暖化防止のための省エネルギー（以下，省エネと略記）に対する関心が急激に高まっている。 ビル建築設備に関しても省エネ対策が急務となっている状況であり，設備管理の神経網となるBEMS~（TM）（Building and Energy Management System）に対しても，省エネ効果の大幅な向上が要求されるようになった。東芝は，快適性と省エネを同時に実現する快適空調制御技術，マルチベンダー·オープン化技術無線化技術などをBEMS~（TM）に取り入れることにより，従来よりも更に省エネ性に優れるシステムを構築できた。